小屋に薪ストーブを置くために「炉台」と「炉壁」を作りました。レンガタイルやケイカル板、軽天材、モルタルなどを使って作ったのでその作り方を紹介していきます。
・炉壁をケイカル板で作る方法は?
・炉台をレンガタイルで作りたい!
・必要な材料や道具は?
など、これから炉台や炉壁を作る方は参考にしてもらえればうれしいです。
炉壁(ろかべ)の作り方は?
炉壁をつくるのに使った材料から説明していきます。
炉壁を作るのに必要な材料と道具
プラ舟、水を入れる容器、モルタルを混ぜるスコップ、モルタルを塗るコテ、軍手、ゴム手袋、ブラシ、モルタルを目地に入れる袋、平目地、目地に入れたモルタルをとる平のやつ、ゴムハンマー
ケイカル板を切るなら・・・丸のこ、定規
軽天材を切るなら・・・サンダーもしくは鉄ノコ
ケイカル板は自分で切った方が便利です。軽天材は長さを計算しておいて、ホームセンターで切ってもらうのがオススメです。
必要な材料と道具はこれくらいですね。
一口メモ・・・軽天材の材質は「鉄に亜鉛メッキ」だそうです。
実際に炉壁を作ってみた
火事にならないように炉壁は25ミリ以上の空気層が必要です。
その空気層を作るためにケイカル板を2層にしてその中に厚さ40ミリの軽天材を入れることで40ミリの空気層を作ることにしました。
それでは実際に作った順番に沿って説明していきます。
①ケイカル板の下地を取り付ける
②ケイカル板(1層目)を取り付ける
③軽天材の取付
④ケイカル板(2層目)の取付
※空気層の中の熱くなった空気を逃すために2層目のケイカル板の上には通気口をつける
⑤炉壁の枠を付ける
⑥壁にモルタル用のプライマーを塗る
⑦モルタルを作る(インスタントモルタルなら水を混ぜるだけ)
⑧モルタルを塗る・伸ばす
⑨レンガタイルを貼る・叩く(ゴムハンマー)
⑩目地にモルタルをつめる
⑪平目地で目地をきれいに慣らしてからブラシで綺麗にする
こんな感じです。。
炉台(ろだい)の作り方
使用する材料と道具についてはほぼ炉壁と同じですが、追加で必要なものがあります。
炉台に必要な材料と道具
プラスで必要になるのが、「アルミフレキ」と「ガラリ」。
あとは、モルタルを伸ばすための長めの何か(例えば50センチくらいの木材など)、があれば便利です。
あとは床に穴を開けるためにインパクトドライバーと105ミリのホルソーをつかいました。(僕は105ミリのホルソーを使いましたが、薪ストーブの吸気の管の太さによって穴の大きさが変わります)
①床に穴を開ける(外気導入)
※穴を開ける位置をもう一度確認しましょう。(壁からの距離、薪ストーブの位置など)
僕は間違わないように何度も何度も確認する方です。お恥ずかしい^^
②アルミフレキを床下まで出す
③アルミフレキの床下側にガラリをつけて虫の侵入を防ぐ(画像をとるのを忘れました・・・)
④ケイカル板を敷く
⑤枠をつける
⑥バサモルを撒く
⑦水分の多く含んだモルタルを撒く
⑧レンガタイルを並べる
⑨目地にモルタルをつめる
⑩ブラシをかける
あとは養生テープをはがしたら炉台と炉壁の完成です。
うちの小屋の場合は壁が真っ直ぐじゃないのでだいぶ複雑な炉壁になりました。
最後に薪ストーブを置いた写真はこちらです。
薪ストーブの煙突の取り付けはこちらの記事を読んでみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。